痒い瘡蓋(かさぶた) はがすと治らない

瘡蓋(かさぶた)ってなんだろう?

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子どもは、よく転んだ後によくかさぶたを作ってしまいます。かさぶたになると、痒くなり、またかさぶたをとってしまって、血が出てくるという繰り返しを行った事がある人は多いのではないでしょうか。
しかし、かさぶたとはどういう状態の事か、詳しくご存じの方は少ないかもしれません。そこでかさぶたについての簡単に基礎知識をまとめてみましょう。
かさぶたとは、傷などが出来た時に血を止めるための作用する身体の働きの一つです。傷が出来たら、出血をしますが、かさぶたを作り出血を止めてそれから徐々に治っていくのです。
医学用語では、かさぶたのことを痂皮(かひ)と言っています。かさぶたは、小さな傷でも出来るが、擦り傷などを作った時は外傷が広い範囲で見られる事が多いため、かさぶたが広い範囲で出来、傷が目立って見える傾向があります。
かさぶたが出来る事で、止血する事が出来るが、他にもバイ菌が入るのを防いだり、傷を防ぐ作用などがあります。かさぶたを作る事で、人間の体は自然と傷を治す事が出来るのです。
かさぶたが出来ると、傷が治っている証拠だという考えがあります。ですが、最近ではかさぶたを作らずして傷を治す方法の方がよいとされている傾向があるようです。
かさぶたを作るという事は、傷口を乾燥させる事になるので、傷によってはかさぶたを作らず治した方が自然治癒力を高めると言われています。かさぶたと一言で言っても、大変奥が深いようです。


かさぶたが痒くなる原因は?

傷が出来、出血するといずれかさぶたが出来ます。かさぶたは、出血作用があるため傷を治す段階では必要であると考えられます。
このかさぶたですが、放っておくと自然にとれます。ですが、出来て間もなくするとかゆみを感じる人が多いのではないでしょうか。
かさぶたは、放っておくことで自然と治るのですが、かゆみがあるとつい触ってしまいます。放っておいた方が自然と治るものを、どうしてかゆみが出てきてしまうのでしょうか。
まず、かゆみというのは痛みの神経が弱まっておこる現象だと考えられています。よって、かさぶたになり傷口が治ってくる事で痛いという感覚から、かゆいといった感覚へとうつっていくようです。
ですが、かゆいからといって傷口を触ったり、かさぶたを無理やりはがしたりすると傷にバイ菌が入るなど悪影響を与える可能性があります。かゆみがあっても、かさぶたをはがしたりせず、自然に完治するまで待っておいた方が良いでしょう。もし、無理やりかさぶたをはがし続けると、傷口の跡が残ってしまいます。自然治癒を行えば、大抵は綺麗になくなりますから、傷口を残さないためにもかさぶたをはがすのはやめましょう。
かさぶたをはがしても、傷口が広がる事はないようですが、注意した方がよいでしょう。